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こんにちは、『ハイらぼ』管理人のたき火ちゃんです。
キャンプでトライポッドにクッカーやケトルをぶら下げて焚火にかけている光景って絵になりますよね!
焚火にかけているクッカーやケトルはイイ感じに年季が入っていれば、写真や動画に収めた時にカッコよく撮れます。
そんな光景がとても良く似合うクッカーが、DUGの焚火缶です。
今回は、私達も愛して止まないキャンプや登山で大活躍する一推しのDUGの焚火缶について、その歴史と開発秘話、魅力と使い方を徹底的に解説していきます。
DUG焚火缶は、軽量でコンパクトな焚火用のクッカーで、鍋やフライパン、炭つぼなど様々な用途に使える優れものです。
このクッカーには、何と!つるが付いていてトライポッドに吊るせるんです!!
焚火缶を知らない人も、使ったことが無い人も、この記事を読めば欲しくなること間違いなしです!
DUGの焚火缶はこんな人におすすめ
- トライポッドと組み合わせてワイルドに使えるクッカーを探している人
- ギアにあまりお金をかけられない人
- 焚き火での調理が好きな人
- クッカーを使い込んで味を出したい人
DUG焚火缶とは?
DUG焚火缶とは、DUGというメーカーが販売しているアウトドア用の調理器具です。
DUGというメーカーは、もともとイギリスのメーカーでしたが、1994年から日本のユニバーサルトレーディング株式会社という会社で販売されています。
特にアウトドア料理に関するクッカーのような調理器具を多く販売していて、評価されています。
DUGの中でも最近特に注目されているのが焚火缶です。
使いやすさコストパフォーマンスなどさまざまな要素を取りそろえていて、DUGの中でも注目度が非常に高い商品になっています。
DUG焚火缶は、その名のとおり、焚火での調理にぴったりなクッカーです。
その魅力を5つのポイントでご紹介いたします。
- 手ごろな価格
- 焚火での使用に特化したクッカー
- アルミ製なので軽くて熱伝導もよく、炊飯にも最適
- 使い込むほどに味が出るデザイン
- サイズ感とスタッキングが◯
コスパがいいので、てんと君みたいなお小遣いキャンパーさんには特におすすめだよ!!
先代の歴史と開発秘話
DUG焚火缶の大きな特徴として、クッカーのつる(持ち手部分)が上についています。
上につるがついているので、トライポッドなどを利用して焚火の上に吊るすことができます。
つるにはプラスチック製のパーツはついていません。
熱で溶けることを気にせずに、直接、焚火の上にのせたり、トライポッドに吊るしたりして使うことができます。
このような形状のクッカーは、ビリー缶と呼ばれるもので、イギリスのHOTTON社が開発したものが元になっています。
ビリー缶はアメリカの西部開拓者たちも使用していたクッカーで、アウトドアクッカーの始まりともいわれているほど、歴史のあるクッカーです。
その歴史を知ると、DUGの焚火缶のシンプルなデザインに男のロマンを感じませんか?
あたちは女ですけど!たき火ちゃんだけに、わかるわーそのロマン!!
ビリー缶の先代であるHOTTON社は1870年に創業し、ヨーロッパで100年以上の歴史を持つヴィンテージクッカーの雄として人気がありました。
日本には1970年頃に入ってきたと言われていますが、本国イギリスではブルドッグブランドとして親しまれていました。
1990年後半に倒産してしまったため、現在はとてもレアなクッカーとなっています。
ブルドッグブランドビリー缶は、アウトドア史に大きな軌跡を残したクッカーで、今でもブッシュクラフト系のキャンプやヴィンテージアウトドアのコレクションをしている皆さんにも人気のあるクッカーです。
HOTTON社のブルドックブランドのビリー缶がメルカリでビンテージクッカーとして29,800円位で売ってたよ~
DUGの焚火缶は、このビリー缶をベースにして、日本人のニーズに合わせて改良されたものです。
例えば、他社のビリー缶は蓋がないか、あっても蓋としての機能のみで、蓋自体をクッカーとして使えないものが多いのですが、DUGの焚火缶は、HOTTON社のブルドックブランドのビリー缶同様に蓋の部分に折りたたみ式の持ち手がついており、裏返せばフライパンとして使用できます。
また、クッカーの内側にはアルマイト加工が施されており、腐食しにくく、傷がつきにくくなっています。
DUGの焚火缶は、ビリー缶の歴史と伝統を受け継ぎながら、現代のアウトドアシーンに合わせて進化したクッカーなのです。
HOTTON社のブルドックブランドのビリー缶の中には、ノンスティック加工がされた非常にレアなシリーズもあったんだよー
ノンスティック加工とアルマイト加工の違い
- ノンスティック加工
-
フライパンや鍋などの調理器具の表面にフッ素樹脂などをコーティングすることで、食材が焦げ付きにくくする加工です。
ノンスティック加工は、フッ素コート、テフロン、マーブルコート、ダイヤモンドコーティングなど、さまざまな名称で呼ばれますが、基本的にはフッ素樹脂コーティングのことを指します。
- アルマイト加工
-
アルミニウムやその合金の表面を電解酸化することで、厚く丈夫な酸化皮膜を生成する加工です。
アルマイト加工は、白アルマイト加工、着色アルマイト加工、硬質アルマイト加工など、さまざまな種類がありますが、基本的にはアルミニウムの表面性能を向上させることを目的としています。
※すでに酸化被膜があるので、使い始めに米の研ぎ汁を使ったシーズニングをする必要がありません。
ノンスティック加工とアルマイト加工の違いは、以下のようにまとめることができます。
項 目 | ノンスティック 加工 | アルマイト 加工 |
加工法 | 表面に別の素材 コーティングする加工法 | 表面の素材自体 酸化させる 加工法 |
目 的 | こびりつき防止 清掃の容易さ 目的 | 耐食性や耐摩耗性など 機能性の向上 目的 |
特 徴 | 高温に強い | 低温に強い |
直火使用 | 不可 | 耐性有り |
DUG焚火缶の魅力と使い方
DUG焚火缶は、その歴史と開発秘話だけでなく、実際に使ってみるとその魅力に感動すること間違いなしです。
手ごろな価格
DUG焚火缶にはS/M/Lのサイズがあり、価格はS/M/Lの3点セットで¥4,200(税抜)です。
同じぐらいのサイズで、3点セットになったものは他メーカーのクッカーですと、だいたい¥5,000~¥10,000以上の価格になります。
3点セット以外にはS/Mセットで¥2,700(税抜)、M/Lセットで¥3,200(税抜)で販売されています。
バラでは販売されていません。
焚火での使用に特化したクッカー
DUGの焚火缶は、アメリカの西部開拓者たちが使用していたHOTTON社のビリー缶に似たクッカーで、アルミ製なので軽くて熱伝導率が高いです。
焚火缶には、S・M・Lの3つのポッドがあり、蓋をひっくり返せばフライパンとしても使えます。
トライポッドと組み合わせて楽しさ倍増!!
焚火缶の取っ手は吊り下げることができるので、トライポッドにかけて火の上に吊るすことができます。
私達が使っているトライポッドは、超軽量小型のアルミ製の三脚で、9本の棒をネジ込んで組み立てるだけで簡単に使用できます。
上部には、ステンレスチェーンが付いていて、上部のストッパーを利用することで、火と鍋の距離を調整できます。
DUGの焚火缶とトライポッドを合わせて使うと、焚火の上で炊飯や煮物、鍋やカレーなど、さまざまな料理が楽しめます。
使い込むと煤汚れで味が出てきて、ワイルドな雰囲気が増します。
トライポッドは、高さ調節で火力調節ができるので、焚火調理にはとても便利です。
トライポッドは、焚火缶だけでなく、ランタンを吊るしてランタンスタンドのように使用することもできるので便利です。
蓋の部分はひっくり返すことでフライパンとしても使えますが、その他の使い方では、炭つぼ、ご飯を炊く、湯沸かし、食器、焚火にそのまま入れるなどいろいろな使い方が出来ます。
この焚火缶は、ほとんどのキャンプ料理をこれ1つで作ることが可能です。
ちなみにですが、見た目がワイルドなパンを焼くことも出来ます。
DUGの焚火缶とトライポッドは、リーズナブルでコンパクトに収納できるので、キャンプやツーリングに最適なアイテムだと思います。
焚火調理の醍醐味をシンプルな道具で楽しむことができ、楽しさが倍増します。
トライポッドと組み合わせるとワイルドさも増してキャンプが盛り上がる―
アルミ製なので軽くて熱伝導もよく、炊飯にも最適
DUG焚火缶の使い方の一例を紹介します。
- まず、Sサイズの焚火缶でご飯を炊きます。特にSサイズは容量的にも炊飯に最適です。
- 水とお米を入れて、火にかけます。
- 水が沸騰したら、焚き火から少し遠ざけて、弱めて蒸らします。
- Mサイズの焚火缶でカレーを作ります。
- 肉や野菜を切って、油で炒めます。水とカレールーを加えて、煮込みます。
- Lサイズの焚火缶でサラダを作ります。レタスやトマトなどを切って、ボウルとして使います。
- ドレッシングをかけて、混ぜます。蓋の部分をフライパンとして使って、卵焼きやベーコンを焼きます。
これで、焚火缶だけで、ご飯、カレー、サラダ、卵焼き、ベーコンの豪華なメニューが完成です。
使い込むほどに味が出るデザイン
DUG焚火缶は、使いこめば使い込むほどに、すすで汚れて味が出てきます。
価格はとてもリーズナブルなので、個人的には、すす汚れや、傷やへこみも気にせずに、ワイルドに使い込めます。
高いクッカーセットだと貧乏性が発動して、焚き火にガンガン入れるのは躊躇しちゃうけど、DUGの焚火缶なら焚き火にガンガン入れてしまえーって感じで楽しい!!
もちろん、清潔に保つために、使用後は水洗いや拭き取りは必要ですが、あまり磨きすぎると、アルマイト加工が剥がれてしまう可能性があります。
その点には注意してくださいね。
サイズ感とスタッキングが◯
日本人サイズとして見ればDUG焚火缶は、サイズ感も絶妙です。
サイズ | Sサイズ | Mサイズ | Lサイズ |
直 径(cm) | 14 | 16 | 18 |
高 さ(cm) | 8 | 9 | 10 |
容 量(ℓ) | 1.2 | 1.8 | 2.5 |
重 量(g) | 200 | 250 | 300 |
付属品 | 収納用ナイロン製巾着袋(ブルー色) |
【参考】HOTTON社のブルドックブランドのビリー缶サイズ
Sサイズ (ポットのみ) 直径約15.5 × 高さ約10.5cm 重量207g
Mサイズ(ポットのみ) 直径約18.5 × 高さ約12cm 重量257g
本家のHOTTON社のブルドックブランドのビリー缶と比べると、少しだけ小さい感じですね。
DUGの焚火缶のサイズは、1人から4人ぐらいのキャンプに最適です。
ソロの時はSとMだけで丁度いい感じです。
また、SサイズはMサイズに、MサイズはLサイズに、ぴったりと収まるようになっており、スタッキングして持ち運びや収納ができます。
スタッキングしたときの高さは、Lサイズの蓋の持ち手を立てた状態で約20cmです。
比較的にコンパクトにまとまるので、荷物になりません。
まとめ
DUG焚火缶は、シンプルで使いやすく、コスパの高いクッカーです。
焚火での調理に特化したデザインで、様々な料理を楽しむことができます。
また、アルミ製なので軽く、炊飯にも最適です。
歴史ある先代のHOTTON社ブルドックブランドのビリー缶をベースにして、日本人のニーズに合わせて改良されたDUG焚火缶は、キャンプの必需品と言えるでしょう。
DUG焚火缶!!いかがでしたでしょうか。
本当にキャンプを楽しくしてくれるコスパの良いクッカーだと思うので、ぜひ、一度試してみてくださいね。
この記事で、私達も愛用している『DUG焚火缶』に興味を持っていただけたら嬉しいです。
DUG焚火缶を使って、キャンプの楽しみを広げましょう!
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