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こんにちは、キャンプブログ「ハイらぼ」管理人のたき火ちゃんです。
真鍮製のキャンプギアのメンテナンスをしながら、経年劣化を見るのは、何とも言えない楽しさがあります。
今回は、キャンプの楽しみをさらに広げるために、信頼性と歴史を誇る日本最古の灯油バーナー、「マナスル96」、「マナスル121」、「マナスル126」の3モデルを徹底解説します。
マナスルバーナーは第一次登山ブームのころから半世紀以上にわたって生産を続けている純国産の灯油ストーブです。
熟練の職人によって一台ずつ丁寧に作られる真鍮(ブラス)製のストーブは、使い込むほどに風合いを増し、愛着が湧いてくる逸品です。
初心者キャンパーさんからベテランキャンパーさん、歴史のあるこだわりのギアが好きなキャンパーさんまで、誰もが満足できるその魅力と使い方を詳しく紹介します。
この記事を読めば、次のキャンプがもっと楽しくなること間違いなしです!
さあ、日本最古の灯油バーナーであるマナスルの世界へ一緒に飛び込んでみましょう。
この記事はこんな人におすすめ
この記事は以下のような方におすすめです。
・キャンプギア好きの初心者キャンパーさん
キャンプを始めたばかりの方でも、マナスルの灯油バーナーの使い方や魅力を理解しやすい内容です。
・ベテランキャンパーさん
長年キャンプを楽しんでいる方にも、新たな発見や再確認できる情報が満載です。
・歴史あるギアが好きな方
日本最古の灯油バーナーという歴史的背景に興味がある方にぴったりです。
・アウトドアギアコレクター
日本最古の灯油バーナーという歴史的背景に興味がある方にぴったりです。
・実用性を重視する方
過酷な環境でも信頼性の高いバーナーを探している方におすすめです。
・経年変化を楽しみたい方
使い込むことで味わいが増すギアを大切に育てたい方に最適です。
・カスタムを楽しみたい方
他社の火輪をDIYで加工して取り付けて暖房用のストーブに改造するなど、カスタマイズを楽しみたい方におすすめです。
マナスルについて
マナスルの灯油バーナーは、日本製のアウトドアギアの中でも特に歴史が深い製品です。
その誕生から現在に至るまでの歴史を詳しく見ていきましょう。
誕生と初期の歴史
マナスルの灯油バーナーは、1928年に創業された飯塚運動具製造株式会社によって1957年から生産が開始されました。
当初は「ホープ・マナスル」という名称で販売されていましたが、1965年頃に社名がホープに変更されました。
そののち1980年にHOPE社が解散後は、現在は東京都葛飾区の吉川製作所で製造を引き継いでいます。
日本市場での販売代理店はスター商事が務めています。
名称の由来
「マナスル」という名前は、ネパールの山「マナスル」(標高8,163メートル)に由来しています。
この山は、1956年に日本の登山隊が初登頂に成功したことで知られています。
この成功を記念して、バーナーの名前にも「マナスル」が採用されました。
マナスルと言えば、女芸人のイモトさんが「世界の果てにイッテQ」というテレビ番組で登頂された山と聞けば、「聞いたことがある~」という人も多いのではないでしょうか。
特徴と進化
マナスルの灯油バーナーは、そのシンプルな構造と高い耐久性で知られています。
初期のモデルから現在のモデルに至るまで、基本的なデザインは大きく変わっていませんが、素材や製造技術の進化により、より軽量で使いやすくなっています。
現在の評価
マナスルの灯油バーナーは現在でも、その歴史とともに進化し続け、今でも多くキャンパーさんやハイカーさんなどを中心に、多くの方に愛されています。
その信頼性と耐久性は、過酷な環境でも安心して使用できる点で、現在も高く評価されています。
また、熟練の職人が1つ1つ丁寧に作り上げた、真鍮製のマナスルストーブは使い込むほどに風合いが増すクラシカルなデザインで、構造もシンプルなゆえに故障も少なく、メンテナンスが容易であり、長期間使用することができます。
一部のキャンパーさんの間ではストーブヘッドを付けてカスタマイズして楽しむなど、とても人気のあるバーナーです。
23年後は誕生100年なんだね!頑張ってほしいなぁー
マナスルバーナーの魅力
日本最古の灯油バーナーと言われているマナスルの魅力を解説していきます。
全3種類の仕様
モデル名 | サイズ (使用時) | タンク 容量 | 重量 (本体) | 重量 (ケース込) | 燃焼時間 | 水1ℓ 沸騰時間 | 価格 | 入荷確認 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
マナスル96 | 直径16φ × H17cm | 0.2ℓ | 660g | 830g | 約1.15時間 | 4~6分 | 28,600円 | 入荷確認はこちら |
マナスル121 | 直径19φ × H19cm | 0.4ℓ | 840g | 1.35Kg | 約2.5時間 | 4~6分 | 29,700円 | 入荷確認はこちら |
マナスル126 | 直径18.5φ × H20cm | 0.8ℓ | 980g | 1.85Kg | 約5時間 | 4~6分 | 35,200円 | 入荷確認はこちら |
マナスルの同梱品
上記の画像がマナスルバーナーの同梱品です。
ケースは別売り
マナスルバーナーの専用ケースは別売りとなります。
外側に各モデル名が入っているのでわかりやすいですね。
マナスル各モデルの火力目安
各モデルの火力を算出してみました。熱効率までは計算できないのであくまでも目安となります。
火力 (kW) = 燃料消費量 (L/h) × 燃料のエネルギー密度 (kWh/L)
灯油のエネルギー密度は約9.5 kWh/Lです。
- マナスル96
-
- タンク容量: 0.2L
- 燃焼時間: 1.15時間
- 燃料消費量: 0.2L / 1.15時間 ≈ 0.174 L/h
- 火力: 0.174 L/h × 9.5 kWh/L ≈ 1.65 kW
- マナスル121
-
- タンク容量: 0.4L
- 燃焼時間: 2.5時間
- 燃料消費量: 0.4L / 2.5時間 = 0.16 L/h
- 火力: 0.16 L/h × 9.5 kWh/L = 1.52 kW
- マナスル126
-
- タンク容量: 0.5L
- 燃焼時間: 5時間
- 燃料消費量: 0.5L / 5時間 = 0.1 L/h
- 火力: 0.1 L/h × 9.5 kWh/L = 0.95 kW
各モデルの燃焼効率が高い設計でメーカーの実験した時の条件が同じな為、各モデルの火力に差があっても沸騰時間の表示が4~6分と同じ結果が出たものと推測されます。
どのモデルも燃焼効率が高いので安心して使えますね。
マナスルバーナーの特徴
マナスルバーナーは、その歴史と品質で多くのキャンパーに愛されています。以下にその特徴をまとめました。
- ・歴史と信頼性
-
マナスルバーナーは、第一次登山ブームのころから半世紀以上にわたって生産され続けている、日本最古の灯油バーナーです。
その長い歴史は、信頼性と品質の証です。
- ・職人の技
-
熟練の職人が一台ずつ丁寧に作り上げる真鍮製のストーブは、使い込むほどに風合いを増し、愛着が湧いてきます。
手作りの温かみと高い品質が感じられます。
- ・経年変化の楽しみ
-
真鍮製のバーナーは、使い込むほどに独特の風合いが増し、経年変化を楽しむことができます。
長く使うことで、自分だけの特別なギアに育て上げることができます。
- ・高い燃焼効率
-
マナスルバーナーは、高い燃焼効率を誇り、少ない燃料で長時間の使用が可能です。
これにより、キャンプ中の燃料補給の手間を減らすことができます。
- ・コンパクトで持ち運びやすい
-
マナスルバーナーは、コンパクトなデザインで持ち運びが容易です。
キャンプや登山。釣りなど、アウトドアに最適です。
- ・多用途性
-
調理や暖房など、さまざまな用途に対応できるため、キャンプの楽しみを広げてくれます。
特に寒い季節には、火輪と合わせるカスタマイズを施せば、暖房器具としても活躍します。
マナスルバーナーの注意点
マナスルバーナーにも他のバーナーと同じような注意点があります。
- ・適切な燃料の使用
-
マナスルバーナーは灯油専用です。
ガソリンやアルコールなど、他の燃料を使用しないでください。
誤った燃料を使用すると、火災や爆発の危険があります。
これらの注意点を守ることで、マナスルバーナーを安全に使用し、キャンプを楽しむことができます。
安全第一で、素晴らしいキャンプをお楽しみください!
- ・定期的なメンテナンス
-
バーナーの性能を維持するために、定期的なメンテナンスが必要です。
特に、燃料タンクやバーナーヘッドの清掃を怠らないようにしましょう。
詰まりや汚れがあると、燃焼効率が低下し、事故の原因となります。
- ・風防の使用
-
風の強い場所で使用する際は、風防を使用して火が消えないようにしましょう。
風によって火が消えると、再点火時に燃料が漏れて火災の原因となることがあります。
- ・適切な場所での使用
-
室内やテント内など、換気の悪い場所での使用は避けてください。
灯油バーナーは一酸化炭素を発生させるため、換気の良い場所で使用することが重要です。
- ・燃料の取り扱い
-
燃料を補充する際は、バーナーが完全に冷えていることを確認してください。
熱い状態で燃料を補充すると、燃料が蒸発して火災の原因となることがあります。
- ・火の管理
-
使用中はバーナーから目を離さないようにしましょう。
特に、子供やペットが近くにいる場合は注意が必要です。
火が広がると大きな事故につながる可能性があります。
使用シーンに応じたマナスルバーナーの選び方
マナスルバーナーの各モデルがどのようなシーンで最適なのかを解説します。
次のキャンプでどのモデルを使うか、ぜひ参考にしてみてください!
ソロキャンプや軽量装備が必要な場合
コンパクトで軽量なデザインが特徴。持ち運びが容易で、ソロキャンプやバックパッキングに最適です。
小さなスペースでも効率的に使用できます。
少人数のキャンプや短期間の使用する場合
中型サイズで、少人数のキャンプに適しています。
燃料タンク容量が大きく、連続燃焼時間が長いため、短期間のキャンプや調理に便利です。
長期間のキャンプや大人数での使用する場合
大型の燃料タンクと高い燃焼効率を持つモデル。長期間のキャンプや大人数での使用に最適です。
高火力で大規模な調理や暖房にも対応できます。
マナスルバーナーの使い方
下記の画像がマナスルバーナー各部の名称です。
点火の手順
タンク上部のバーナー本体取り付け部のキャップを回して外しポンプハンドルの先端部に回して取り付けます。
タンク上部のバーナー本体取り付け部にバーナー本体を取り付けます。
燃料漏れしないようにしっかりと締めこみます。
予熱皿に予熱材又は燃料用アルコールを注入します。
バーナー本体にフレームリング風防を取り付けてから、予熱時にタンク内の圧力が上昇する事を防ぐために調整弁を空けます。
風防の予熱点火孔からライターやガストーチなどで火をつけてバーナー本体を予熱(プレヒート)をします。
予熱時間は3~5分しっかりと行ってください。
予熱は寒い時期は長めで暖かい時期は短めでとなります。
余熱時間が短いと燃料がしっかりと気化されないので炎上するのでしっかり行う事がポイントです。
予熱材が燃え尽きる直前に調整弁をしっかりと締めこみます。
点火に必要な気化したガスをばいーナーの燃料噴出口から噴出させるためにポンピングを10回程度行います。
この時圧力をかけすぎると、点火する時に気化しきれてないが生ガスが噴出して炎上する場合があるので圧力をかけすぎないのがポイントです。
シューっという音をたててバーナーの燃料噴出口よりガスが出てきたらライター又はガストーチなどで点火します。
火力を安定させるために、追加してポンピングを行い徐々に圧力を上昇させます。
点火完了です。
ポイントをしっかり押さえれば簡単です。
アタチでも出来るから簡単だよ
火力調整の手順
細かい火力調整はできませんが、ある程度の火力調整は可能です。
調整弁を少しだけ開けてタンク内の圧力を落として火力を下げます。
火力が下がったら直ぐに調整弁を素早く締めます。
ポンピングを行いタンク内の圧力を上昇させると火力が上がります。
火力が上がったらポンプハンドルを元に戻します。
消化の手順
調整弁を開けてタンク内の圧力を完全に抜きます。
圧力が抜けきると火が消えます。
消化完了。
本体が熱いので、十分冷ましてから収納してください。
点火~消化手順を動画で確認
実際に点火~消化までを動画で見れるので安心ですね。
マナスルバーナーのメンテナンス法
マナスルバーナーを長く大切に使うためには、定期的なメンテナンスが重要です。
以下に、日常の基本的なメンテナンス方法をまとめました。
- ❶定期的な清掃
-
使用後は、バーナーの表面を柔らかい布で拭き取り、汚れやすすを取り除きます。
特に燃焼部分は、すすがたまりやすいので丁寧に掃除する事をおすすめします。
- ❷燃料タンクの管理
-
燃料タンクは定期的に空にして、内部を清掃します。
灯油の残留物がたまると、燃焼効率が低下する原因になるので大事ですね。
- ❸パッキンの交換
-
パッキンは消耗品ですので、定期的に交換が必要です。
特に、燃料漏れが発生しやすい部分のパッキンは注意深くチェックし、劣化している場合は、漏れる前に早めに交換しましょう。
左記はすべてのマナスル96・121の全てのパッキンを網羅したセットでおすすめです。
※126用購入の場合は購入先のAmazonで126用に切り替えて購入可能です。
ポチップ - ❹燃焼部分のメンテナンス
-
燃焼部分は、定期的に分解して清掃します。
特に、ノズルやバーナーヘッドは汚れて詰まりやすいので、火力が弱まった時などは、ブラシで汚れを落として付属の掃除針を使って燃料の噴出口を清掃します。
奇麗に炎が出た方が燃焼効率も上がるし使ってて気持ちのいいものです。
- ❺保管方法
-
使用しないときは、バーナーを乾燥した場所に保管します。
湿気が多い場所に保管すると、錆びや腐食の原因になります。
- ❻定期的な点検
-
定期的にバーナー全体を点検し、異常がないか確認します。
特に、燃料漏れや異常な音がする場合は、すぐに使用を中止し、修理が必要です。
メンテナンス用の交換部品はわりと入手しやすいので助かりますね。
これらのメンテナンスを行うことで、マナスルバーナーを長く大切に使うことができます。
安全に使用し、キャンプを楽しんでください!
メンテナンスパーツは手に入りやすいから、定期的にメンテナンスをして大事に長く使ってあげたいね
おすすめカスタマイズ
以下におすすめのカスタマイズをご紹介します。
SNSやYouTubeでもよく見かけますが、楽しいですよ!
ヒーター化するカスタマイズ
マナスルバーナーのおすすめカスタマイズとして、「マナスルバーナーを暖房用ヒーター化する」というのがあります。
もちろん武井バーナー程は暖かくはならないので、冬キャンプではサブの暖房器具として使用する形となります。
若干肌寒くなる春先や秋であれば、メインとして使えます。
ヒーター化する方法としては2つあり、1つ目は現在は廃番ですが、❶マナスル純正のヒーターアタッチメントを中古で入手する方法と、2つ目は現状Amazon等で販売されている汎用のヒーターアタッチメントの❷キャンピングムーン製又は❸Thous Winds製のヒーターアタッチメントをDIYで多少加工して流用する方法があります。
以下にその方法をご紹介します。
❶マナスル純正 | ❷キャンピングムーン | ❸Thous Winds | |
---|---|---|---|
入手レベル | し難い | し易い | し易い |
商品 状態 | 中古のみ | 新品 | 新品 |
互換性 | 純正 | 多少加工要 | 多少加工要 |
汎用性 | 一部汎用が効く | 汎用品 | 汎用品 |
機能性 | ヒーター | ヒーター ランタン | ヒーター ランタン 輻射熱防止・五徳 |
希少性 | 廃番品 | 現行品 | 現行品 |
❶マナスル純正ヒーターアタッチメント
マナスルストーブの純正ヒーターアタッチメントは、2000年初期まで販売されていました。
その後、廃番となり、2013年に一度復刻されましたが、再び完売となり、現在では非常に希少なアイテムとなっています。
入手方法としては、市場には中古品のみの流通になっているのでメルカリやヤフオク等で探して入手する形になります。
総重量 | 約140g |
サイズ | φ120×27mm |
付属品 | ハンドル・収納ケース |
素 材 | 本体/ステンレス、 乱流制御コイル/クローム鋼 網部/ステンレス、ハンドル/ステンレス |
原産国 | 日本 |
【お得なポイント】
実はこのマナスルバーナー純正ヒーターアタッチメントは、マナスルバーナー以外にもシンデレラフィットして使用出来ちゃいます。
その代表格としてMSRのウィスパーライトがあります。
希少性が高いという響きは惹かれるなー
❷キャンピングムーンヒーターアタッチメント
バーナーで熱することで遠赤外線が放射されるヒーターアタッチメントです。
材質はフレームからネジに至るまで無垢の真鍮で作られ、華やかな雰囲気があります。
ブラス特有のエイジングも楽しめます。
小型で持ち運びしやすく、バーナーの上に載せるだけでヒーター化出来るアタッチメントです。
長時間使用して燃料タンクが熱くなる場合は、安全に使用していただくためにタンク上部に遮熱版やタンクそのものにカバーを付けるなどの遮熱処理を考える必要があります。
総重量 | 約630g |
使用サイズ | φ 110×H110mm |
収納サイズ | W135×H127mm |
付属品 | 本体・収納ケース |
素 材 | フレーム/真鍮、メッシュ/ステンレス ホヤ/ガラス、収納ケース/帆布 |
キャンピングムーンの赤外線ヒーターアタッチメントのマナスルバーナーへの流用に関してAmazonレビュー内のE@さんのレビューが、かなり参考になりますので以下にご紹介します。
- 全てネジで組まれているため、分解は簡単。カスタムしやすいので、カスタムベースとしては優秀。中身を変えたり、支柱をステンレスに変えたりなど、かなり遊べると思います。
- 真鍮製のメリットは蓄熱性が上がる。
- ステンレスに比べ、真鍮は柔らかいので、その分だけ板厚が厚い。デメリットとしては重い。
- ガラスのホヤは全く固定されていなく、その内側の囲まれた空間に置いてあるだけなので、運搬時にはハンカチなどを挟み込まないと、振動で真鍮とぶつかってカチカチと音がなる。割れないか心配。
- 表面全体がブラスト処理されているが、それだとギラギラしていやらしいので、私はペーパーを当てて、ブラスト目を消しました。分厚い真鍮を曲げて形にしているので、ブラスト目を落とすと、至る所に加工時にできたシワが浮かび上がってきます。おそらく、安い手段でシワを隠すためにブラスト仕上げにしたのかと思われます。
- 底面の波形状もカッコ悪いので、削ってストレートにしました。内側のドーム状のステンレスメッシュは、ただの茶漉し。内蔵物は全て作り替えました。
- ステンレスを加熱すると、茶色や青色に変色するのと同様に、真鍮も変色します。真鍮は高温状態になると、亜鉛が溶け出し、表面を白っぽくします。金色というより、銀色です。白い部分を直接炙ると、亜鉛が蒸発して、残った銅の色が出てきます。変色させてしまった物は、直火または直火に近い部分は茶色。熱伝導で間接的に高温になった部分は白っぽくなっているのではないかと思います。これを見て「塗装したもの」「真鍮ではない」とレビューに書いているのだと思いますが、真鍮だと信じられなかったら削ってみて下さい。削った面から真鍮色が見えるはずです。使い込んだ物では真鍮色は出ないかもしれませんが…。ちなみに真鍮は200度以下での使用が推奨されている材料です。無改造の茶漉しで強火使用だと、かなり高い確率で白っぽくなると思います。
真鍮製だから見た目の統一感はキャンピングムーンがいいかな
❸Thous Windsヒーターアタッチメント
Thous Windsの軽量で便利なタングステン線を燃やして発熱する汎用品のラジアントヒーターアタッチメントです。
バーナーの上に載せるだけでヒーター化する事が出来、五徳も付いているので調理にも使用できます。
オプションパーツも充実しているので汎用品として、ガラスカバーをオプションに交換する事で色んなスタイルで使えるのも魅力です。
また、安全性も考慮されており、下部にアルミ製の金属製冷却プレートが標準で付属しているので、長時間使用でのタンクへの輻射熱を効果的に防ぐことができるのもポイントです。
総重量 | 約575g |
使用サイズ | φ 143×H16.8mm |
収納サイズ | φ16×H10mm |
付属品 | 本体・収納ケース |
素 材 | ステンレス、真鍮、 タングステン線 |
機能的にはThous Windsかな!でもThous Windsとの組み合わせは、見た目が武井バーナーっぽくてカッコイイよ
Amazonレビューでは、みたさんとAmazonカスタマーさんがマナスルでの使用レビューをアップされていましたのでご紹介します。
- マナスル126用に購入。使う度ステンレスが焼けていい感じです側面の暖かさはガラスホヤとあまり変わりはありませんでした。ホヤがステンレスなので割れる心配もなく、工夫次第でいろいろなバーナーに使えるので楽しいです。
- カッコイイ 風防のガラスがカタカタしてますが、問題ないです。バーナーによって2段目のコイルまで赤化させることが難しいですがとても良い買い物でした。カッコよいーー
2段目に炎を届かせるために、1段目のタング線の口径を若干大きくするか又は口径はそのままで厚みを細くするか、バーナーとの距離を少なくなるように加工するか色々試すのも楽しそうだ!
てんと君はDIYは大得意だもんね
ポンピングを楽にするカスタマイズ
圧力管理も圧力計が付くことで目視で出来きるようになり、ポンピングを空気入れで行う事で早く楽になり、見た目もアナログの圧力計が付くことでオリジナル感が増して満足度が上がるカスタマイズです。
圧力計での圧力管理が出来るので、圧力のかけ過ぎによる各部品への負担が減らせるので、結果、マナスルバーナーを長持ちさせる事にもつながります。
給油口のキャップを交換するだけでポンプアダプターと圧力ゲージが使えるのがいいね
マナスル 圧力計&ポンプアダプター&注油口キャップ 3点セット
給油口のキャップを交換するだけなので、非常に簡単にカスタマイズできます。
空気入れは、安価でコンパクトなパナレーサーがおすすめです。
てんと君の愛用品でもあります。
まとめ
昔と違ってなかなか入手しにくくなったマナスルバーナーですが、気に入っていただけましたか?
現代のキャンプギアは便利で効率的ですが、マナスルバーナーのような伝統的な道具には、独特の魅力があります。
熟練の職人が一つ一つ丁寧に作り上げた真鍮製のバーナーは、使い込むほどに風合いが増し、歴史を感じさせます。
その道具を手に取り、儀式のように手間をかけて炎を作り上げる過程は、まさにキャンプの醍醐味です。
真鍮の風合いが増す様子を楽しみながら、時間をかけて一つの炎を生み出す喜びを味わうことができます。
マナスルバーナーは、その歴史と品質で多くのキャンパーに愛されています。
次のキャンプでぜひ試してみてください。
きっと、あなたのキャンプでの体験がさらに豊かで特別なものになるでしょう。
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