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こんにちは、『ハイらぼ』管理人のたき火ちゃんです。
コールマンのランタン286Aは、キャンプの夜を暖かく照らすガソリンランタンの定番モデルです。
キャンプ場でも初心者からベテランキャンパーさんまで使用されている方は多く見かけます。
1914年に発売されたコールマンの初代ガソリンランタンの燃焼システムを受け継ぎ、1980年代に登場したこのランタンは、シンプルでクラシックなデザインと高い性能で、多くのキャンパーから愛され続けています。
この記事では、実際に私達が35年間愛用し続けてきたコールマンのランタン286Aの魅力や使い方、メンテナンス方法などを詳しくご紹介します。
コールマンのランタン286Aはこんな人におすすめ
- 加圧式ランタン初心者の人
- 明るすぎないホワイトガソリンランタンを探している人
- 長く使えるランタンを探している人
- ランタンのメンテナンスを自分でやってみたい人
- コールマン製品が好きな人
35年愛用してきたコールマンのランタン286Aの魅力とは?
コールマンのランタン286Aの魅力は、まずその明るさと雰囲気です。
このランタンは、ホワイトガソリンを燃料として使用し、マントルという発光体を燃焼させることで、約200CP(キャンドルパワー)の明るさを発します。
これは、電球で言えば約130W相当になります。
キャンプサイトを十分に照らすだけでなく、暗闇の中で揺らめくオレンジ色の灯りは、キャンプの夜にロマンチックな雰囲気を演出します。
また、ガソリンランタン特有の「プシュー」「ポコポコ」という音も、自分的には癒し効果があると感じています。
コールマンのランタン286Aのもう一つの魅力は、その歴史とデザインです。
このランタンは、コールマンのロゴにもなっているガソリンランタンの伝統を受け継いでいます。
コールマンは、1901年にオイルランタンのレンタル業からスタートしたブランドで、1914年に発売した初の屋外用全天候型ガソリンランタンは、「真夜中の太陽」と称され、革命的な明るさで当時のアメリカの人々の暮らしを一変させました。
そのシンプル構造がゆえのメンテナンス性と堅牢性の高さは特筆もので、中には親子3代に渡って使い続けられているものや、海底から引き上げられても復活したという逸話もあるほどです。
コールマンのランタン286Aは、その歴史あるガソリンランタンのDNAを引き継ぎながら、グッドデザイン・ロングライフデザイン賞も受賞したシンプルかつクラシックな佇まいで、アメリカの文化を感じさせます。
そんなコールマンのワンマントルランタンを気に入って、私たちは35年愛用し続けてます。
19歳の時に買った286Aがいまだ現役で使えてるってすごくないですか!調子も絶好調だよー!!
メリットとデメリット
メリット | デメリット |
---|---|
メンテナンスパーツが手に入りやすい。 メンテナンス方法の情報が入手しやすい。 しっかりメンテしてあげれば長く使える。 (私たちは実際に35年以上使ってます) 価格もお手頃である。 | 他のキャンパーさんと被りやすい |
デメリットに書いている事はデメリットではないかもしれません。(笑)
色を塗り替えたりしてオリジナリティーを出しているキャンパーさんも多く見かけます。
コールマンのランタン286Aの使い方
コールマンのランタン286Aの使い方は、以下の手順で行います。
燃料キャップを開けて、ホワイトガソリンを注入します。燃料タンクの容量は約590ccで、気候条件にもよりますが、燃焼時間は約7.5~15時間ほどです。
燃料キャップを閉めるときは、しっかりと締めてください。
私たちは燃料キャップをポンピングを楽にする為、空気入れとの接続金具付きの物に交換しています。(ポンプ接続金具)
加圧する前にランタンの開閉バルブハンドルが閉まっているか確認してください。
ポンプノブを反時計回りに回して、ポンプをロック解除します。
ポンプノブを押し込みながら、約30回ほどポンピングします。
これにより、タンク内に空気圧がかかり、ガソリンがガス状になります。
ポンピングが終わったら、ポンプノブを時計回りに回して、ポンプをロックします。
加圧する前にランタンの開閉バルブハンドルが閉まっているか確認してください。
ポンプ接続金具のキャップを外して空気入れと接続します。
ポンプが固くなるまで数回ポンピングしてください。ポンプ接続金具のキャップは小さいのでなくしやすいです。
なくさないようにポンピング完了後はキャップを必ずして下さい。
マントルを取り付けます。
マントルは、発光体となる特殊な素材でできた袋状のものです。
マントルは消耗品なので、定期的に交換する必要があります。
ランタンの上部にあるバーナーに引っ掛けて、紐で結びます。
マントルを取り付けたら、ライターなどで火をつけて、灰化させます。(空焼き)
これにより、マントルが固まって発光体になります。
灰になったマントルは、優しく扱ってください。
強く触ったり、吹いたりすると、破れたり、飛んだりする可能性があります。
ランタンの下部にあるバルブを開けて、点火します。
バルブを開けると、ガス状になったガソリンがバーナーに送られます。
バルブを開けたら、すぐにライターなどでバーナーに火をつけます。
火がついたら、バルブを調整して、明るさを調節します。
明るさは、マントルが白く発光する程度が適切です。
明るすぎると、マントルが破れたり、燃料が無駄になったりする可能性があります。
以上が、コールマンのランタン286Aの使い方です。
初めて使うときは、少し手間がかかるかもしれませんが、慣れれば簡単に操作できます。
使用上の注意点
また、ガソリンランタンの使い方には、注意点もあります。以下に、いくつかの注意点を挙げます。
- ガソリンランタンは、高温になるので、火傷に注意してください。
- 特に、グローブ(ガラス部分)やバーナーは、触らないようにしてください。
- また、ランタンを移動するときは、ベイル(ハンドル)を持って、安定した場所に置いてください。
- ガソリンランタンは、一酸化炭素を発生するので、換気に注意してください。
- 特に、テントやタープの中など、密閉された空間で使用するときは、十分な換気を確保してください。
- また、ランタンを使用するときは、常に目を離さないようにしてください。
- ガソリンランタンは、揮発性の高い燃料を使用するので、火災に注意してください。
- 特に、ランタンの近くに可燃物や引火源を置かないようにしてください。
- また、燃料を抜く場合は、バルブを閉めてランタンを消化し、完全に圧縮ガスが抜けるのを待って、本体が完全を完全に冷ましてから、燃料キャップを開けるようにしてください。
燃料の抜き方
本体が十分に冷めてから、燃料キャップを外して燃料抜き取り用の燃料チューブを差し込みます。
携行缶やホワイトガソリンの缶に、燃料チューブのもう一方を差し込みます。
ポンプノブでポンピングをしてあげれば燃料は抜けます。
1か月以上使わない時は必ず燃料は抜いてあげてねー
便利なオプションのご紹介
コールマンのワンマントルランタン286Aをより便利に使って頂くためのオプションをご紹介します。
これは普通のジョウゴとは違って、ゴミが入らないようになっていたり、燃料をあふれさせない工夫がされていて使いやすいくておススメです。
私たちも使っていますがリフレクターはあった方が便利です。
視界に直接明かりを入れないようにしたり。手元を照らすときに便利です。
それと、個人的な好みではありますが、見た目も良くなります。
これを交換するだけでポンピングが格段と楽になります。
コールマン製ではシングルバーナー、ツーバーナー、286A、ノーススターをエアバルブ付きのフィラーキャップに交換して使用しています。
長く愛用し続けるためのメンテナンス方法
コールマンのランタン286Aは、長く使い続けるためには、定期的なメンテナンスが必要です。
また、ランタンを定期的に使ってあげる事が一番のメンテナンスだと思っています。
定期的に使っていれば、調子の良し悪しもすぐ気が付くし掃除もするから結果、長持ちするんだよねー
メンテナンスには、以下の作業が含まれます。
- マントルの交換
-
マントルは、消耗品なので、定期的に交換する必要があります。
燃焼中に破れたり、燃え尽きたりすることがあります。
また、水に濡れたり、油に汚れたりすると、発光性能が低下したり、発火したりする可能性があります。
マントルの交換は、ランタンを消して冷めた後に行ってください。
マントルの交換方法は、使い方の項で説明した通りです。
ポチップ - グローブの清掃
-
グローブは、ガラス製のカバーで、マントルを保護します。
煤やほこりで汚れたり、割れたりすることがあります。
グローブの清掃は、ランタンを消して冷めた後に行ってください。
グローブの清掃方法は、以下の通りです。
- グローブを外すには、グローブホルダーを上に持ち上げて、回して外します。
- グローブを水と中性洗剤で洗って、汚れを落とします。
- 煤が落ちない場合は、柔らかい布やスポンジでこすってください。
- 金属製のたわしや研磨剤は、グローブを傷つける可能性があるので、使用しないでください。
- 水で洗い流して、乾いた布で拭きます。
- 乾かすときは、直射日光や熱源を避けて、風通しの良い場所に置いてください。
- グローブを取り付けるには、グローブをグローブホルダーに差し込んで、回して固定します。グローブホルダーを下に押し下げて、ロックします。
- ジェネレーターの清掃
-
ジェネレーターは、ガソリンをガスに変える部品です。
燃料の不純物や燃焼のカスで詰まったり、錆びたりすることがあります。
ジェネレーターの清掃は、ランタンを消して冷めた後に行ってください。
ジェネレーターの清掃方法は、以下の通りです。
- ジェネレーターを外すには、バルブを閉めて、ナットを緩めて、引き抜きます。
- ジェネレーターを水と中性洗剤で洗って、汚れを落とします。
- 先端には、細い穴があります。この穴は、針金やピンなどでこすって、詰まりを取り除いてください。
- 金属製のたわしや研磨剤は、傷つける可能性があるので、使用しないでください。
- ジェネレーターを水で洗い流して、乾いた布で拭きます。
- 乾かすときは、直射日光や熱源を避けて、風通しの良い場所に置いてください。
- ジェネレーターを取り付けるには、バーナーに差し込んで、ナットを手でしっかり閉めて下さい。
- 燃料タンクの清掃
-
燃料タンクは、ガソリンを貯める部品です。
燃料の不純物や水分で汚れたり、錆びたりすることがあります。
燃料タンクの清掃は、ランタンを消して冷めた後に行ってください。
燃料タンクの清掃方法は、以下の通りです。
- 燃料キャップを開けて、燃料タンクの中のガソリンを抜きます。
- 燃料タンクの中に水と少量の中性洗剤を入れて、振って、汚れを落とします。
- 水を捨てるときは、タンクの口を下に向けて、水が完全に抜けるまで待ってください。
- 乾かすときは、直射日光や熱源を避けて、風通しの良い場所に置いてください。
- 水分が残っていると、錆びたり、燃焼不良を起こしたりする可能性があります。
以上が、コールマンのランタン286Aの簡単なメンテナンス方法です。
メンテナンスを行うことで、ランタンの性能を維持し、長く使い続けることができます。
メンテナンスを行うときは、安全に注意してください。
また、メンテナンスには、専用の部品や工具が必要な場合があります。
その場合は、コールマンの公式サイトや販売店で購入することができます。
自分でメンテをする自信のない方
自分でメンテナンスを行う自信のない方は、コールマンの修理専用ダイヤル(0120-999-050)に電話で申し込むことができます。
修理方法は「直送」か「持ち込み」があり、修理申込書と壊れた製品を梱包して指定された住所に元払いで送ります。
修理が完了したら自宅まで配送され、修理料金を「代引き」で支払います。
また、コールマン製品の販売や持ち込みでのメンテナンスも受け付けてくれるノースフィールドやWILD-1、コールマン直営店のような店舗もあります。
持ち込みや送りでメンテナンスを行ってもらう場合は、輸送中の割れを回避する為に、グローブガラスを外して出してあげるのが好ましいでしょう。
- ノースフィールド
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コールマンランタン、ストーブの本体販売、メンテナンスパーツ販売、そしてランタン、ストーブ類の修理メンテナンス行なう「コールマン灯火器類の専門プロショップ」となります。
また、郵送による修理メンテナンスサービスも提供しています。
- WILD-1
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コールマン製品の販売はもちろん、持ち込みでのランタンやバーナーなどの火器類のメンテナンスも受け付けてくれます。
『若いころ使っていたガソリンバーナーを久しぶりに使いたい!』
『おじいちゃんが昔使っていたガソリンランタンをもらったから使いたい!』などなど…、使いたいけど使えるか心配…、使い方がわからない…、そんな心配事もWILD-1スタッフが親切にレクチャーしてくれます。
- コールマン直営店
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ガラス張りのメンテナンスブースのようなコーナーがあるコールマン昭島アウトドアヴィレッジ店のような店舗もあり、メンテナンスをしている所をガラス越しに見れたりもします。
修理してくれるところも沢山あるから、安心して使えるよねー
まとめ
コールマンのランタン286Aは、キャンプの夜を明るく照らすガソリンランタンの定番モデルです。
このランタンは、シンプルでクラシックなデザインと高い性能で、多くのキャンパーから愛され続けています。
この記事では、コールマンのランタン286Aの魅力や使い方、メンテナンス方法などを詳しくご紹介しました。
コールマンのワンマントルランタンの286Aは他のキャンパーさん達との「かぶり度」は非常に高いですが、35年使用してみて、すごく完成度の高い加圧式ランタンだと感じています。
私たちが私たちが自信を持っておすすめできるコールマンのワンマントルランタン286Aを使って、キャンプの夜を楽しんでみてはいかがでしょうか。
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