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こんばんは『ハイらぼ』管理人のたき火ちゃんです。
キャンプやバーベキューは、「仲間とのコミュニケーション」や「自然」を楽しむには最高です。
その楽しみをさらに高めるためには、快適な火の管理が欠かせません。
火を使うときには、安全性や環境への配慮はもちろん、燃料の調達や持ち運び、燃焼時間や発熱量など、さまざまな要素を考える必要があります。
そこでおすすめなのが、枯れ木や落ち葉などの自然燃料やペレットで火を起こせる「ウッドストーブ」です。
ウッドストーブは、ガスやアルコールなどの燃料を必要とせず、2次燃焼によって煙を減らし、効率的に燃焼させることができます。
また、グリルとしても使用でき、コーヒーや簡単な料理なども作れる多機能さが魅力です。
2次燃焼のウッドストーブで有名なブランドと言えば、大人気の「メサ」ですが、今回はウッドストーブの中でも、コスパが高く、最近人気の出てきているPANDAHOMEブランドのElf(エルフ)とMini(ミニ)をご紹介します。
それぞれの特徴やメリット、デメリットを詳しく解説し、皆さんが気になる「 メサ」とのスペック上の比較もしますので、ウッドストーブの購入を検討している方はぜひ参考にしてください。
この記事はこんな人におすすめ
PANDAHOMEのエルフとミニはこんな人におすすめ!
- 2次燃焼ストーブ初心者
- 拾った自然燃料(松ぼっくりや枯れ枝)で気軽に焚火を楽しみたい人
- 焚火の煙を少なくしたい人(煙の臭いを少なくしたい人)
- 焚火で炎を眺めるのが好きな人
- コスパの高いウッドストーブを探している人
- チョットしたカスタムをするのが平気な人
- メサが欲しいけど買えない人(てんと君と同じです)
PANDAHOMEって?
※画像⇒出典:Amazon
PANDAHOMEについて調べましたが、WEBで公表されていなかったのでAmazon内で得られた情報のみを解説します。
PANDAHOMEはウッドストーブの他はテラス用の人工芝タイプや樹脂タイプのジョイントパネルを取り扱っています。
製造元ではない可能性が高いですが、中国四川省成都市の「成都麒龍貿易有限公司」という中国の貿易会社が、Amazonで販売しているブランドです。
2次燃焼ストーブとは?
2次燃焼ストーブとは、薪などの燃料を燃やした際に発生する煙(可燃ガス)に再度高温の空気を送り込み、さらに燃焼させるストーブです。
この2次燃焼により、煙やにおいが少なくなり、燃焼効率が向上します。
また、灰が少なくなり、火の粉が飛びにくいというメリットもあります。
デメリットとしては、効率よく燃えるので、燃料の消費が若干早いという事です。
具体的には、ストーブの側面内部に空気の通る空間が設けられており、外側下部の穴から取り込んだ空気が1次燃焼の炎によって温められて上昇し、内側上部の穴より吹き出し、燃え残った可燃ガスに吹き付けられて2次燃焼を行います。
この仕組みにより、薪を余すことなく燃やせるため、燃料の使用効率が良くなります。
2次燃焼ストーブは、キャンプやアウトドアにおいて、効率的な暖房や調理に利用されることが多いストーブです。
2次燃焼した炎って綺麗に出るから、思わず見とれちゃうわー
ElfとMiniの基本スペック
まずは、ElfとMiniの基本スペックを見てみましょう。以下の表にまとめました。
項 目 | Elf(エルフ) | Mini(ミニ) |
---|---|---|
カラー | ||
シルバー・ブラック・ブルー | ||
サイズ | 直径14cm×高さ20cm | 直径22cm×高さ25cm |
重 量 | 1kg | 1.3kg |
燃料容量 | 最大12cmの薪 または200gのペレット | 最大17.8cmの薪 または1,000gのペレット |
燃焼時間 | 約30分 | 約45~60分 |
素 材 | ステンレス鋼 | |
付属品 | 本体一式、五徳、網、 ナイロン製収納袋 | 本体一式、五徳、 ナイロン製収納袋 |
最適使用 人数目安 | 1~2人 | 2~4人 |
価 格 | 3,390~3,600円 | 3,990~5,590円 |
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表からわかるように、ElfとMiniの最大の違いはサイズと重量です。
MiniはElfよりも大きくて重いですが、それに伴って燃料容量と燃焼時間も長くなっています。
また、価格もMiniの方が高くなっています。
専用の網はエルフにのみ付属します。
お手頃価格が嬉しいね!
※画像⇒出典:Amazon
今回はエルフとミニ2種類の紹介ですが、ファイヤービットレンジャーという大きい製品も存在するようで、中国では人気があります。
特徴とメリットと使って感じたデメリット
それぞれの特徴とメリットについて見ていきましょう。
特徴とメリット
- デザインとカラーバリエーション
-
一体型のシンプルなデザイン
シルバー・ブラック・ブルーの3色から選べる。
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- 高い熱量を生み出せる
-
高さがわずか20〜25cmでありながら、非常に多くの熱を生み出すことができ、十分な暖かさと熱量を提供できます。
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- 高品質で耐久性のあるステンレス鋼、軽量化設計
-
エルフ=1kg
ミニ=1.3Kg
耐久性の高いステンレス鋼で作られています。驚くほど軽量な上、超高温の炎にも負けません。
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- 薪でもペレットも使用可能
-
エルフ=最大12cmの薪または200gのペレット
ミニ=最大17.8cmの薪または1000gのペレット
付属のペレットバーナーアダプターを使用すると、ペレットまたは手持ちの自然燃料(薪や枯れ枝、松ぼっくりなど)でどちらでも超高温で効果的に燃焼します。
特にミニは、頻繁な燃料補給が不要で、最長45~60分にわたる継続した燃焼時間と、途切れることのない雰囲気を楽しむことができます。
※画像⇒出典:Amazon
- 手軽に使える
-
燃料に選り好みせず、木材、枯れた木、落ち葉、燃焼ペレットなど、どれでも点火できます。現地で手に入れやすいので、手軽に使えます。
※画像⇒出典:Amazon
- 独自の無煙化設計で強力な炎
-
独自の360°エアフローと、下から火に酸素を供給するための底部通気孔を備えた二重壁設計を備えており、暖炉で電池やファンを使用せずに火の上に熱風を噴出させ、煙を減らし燃料を無駄なく使用できます。
髪や服に火のあとの匂いがつかないように火を楽しめます。
また、火をつけるのも簡単で、内部に燃料を投入し、ファイヤースターターに点火するだけです。
わずか数分で、心地よい炎を楽しむことができます。
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- 一体化設計された集灰板と燃焼層(デュアル燃料グリル)
-
取り外し可能な一体型灰皿の各通気孔の直径は6mmで、良好な空気の流れを確保するだけでなく、燃料もこぼれ落ちにくくなっています。
効率よく燃えるので殆ど灰化されます。
専用の取りフックが付いているので灰の取り出しも簡単です。
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- 折りたたみ式のスタンド設計
-
底面のスタンドは折り畳み式なので、使用時に展開して使うことも、使用後に収納することもできます。
スタンドが別になっていないので、組み立ての煩わしさもありません。
※画像⇒出典:Amazon
使って感じたデメリット
それぞれに感じたデメリットは下記です。
Elf・Miniの共通のデメリット
- デュアル燃料グリルの固定しているリベットの材質がアルミ
-
これは、PANDAHOMEウッドストーブの最大の弱点だと思います。
デュアル燃料グリルの接続金具の固定にアルミ製のリベットを使用している為、熱で溶けてバラバラになります。
この弱点を回避する為に、自分でステンレスのボルトナットに変える手間と、ボルトナットを購入するコストが少しプラスされるので、次回の商品アップデート時に見直されることを期待します。
てんと君私たちは、アルミリベットが熱で溶けだす事が、Amazonのレビューを見て解ってて買ったので、使う前にアルミリベットを外してステンレスのボルトナットに交換して使ったので問題なく使えたよー
たき火ちゃん価格据え置きでアルミリベットをステンレスに変えれば、もっと人気が出るのにね!もったいないね!
Elfのデメリット
- 燃焼時間が短い
-
燃料容量が小さいため、燃焼時間も約30分と短めです。
長時間のキャンプやバーベキューには向いてないと思いました。
燃料を入れる回数がミニより多いので短く感じたのかもしれません。
- 火力が弱い
-
小さくて軽い分、火力も弱めです。
コーヒーやお湯などの簡単な調理には問題ありませんが、本格的な料理には不向きだと感じました。
Miniのデメリット
- キャンプスタイルを選ぶ大きさ
-
大きくて重いので、持ち運びには不便です。
車なら問題ありませんが、特に、徒歩や自転車、バイクでの移動には向いていません。
また、収納にも場所を取ります。
- 燃料の消費が多くなりがち
-
豊富な燃料容量を持っていますが、それに伴って燃料の消費も多くなります。
使ってて楽しいので、長い時間使っていたこともあり、余計にそう感じたかもしれません。
特に、ペレットを使用する場合、1回の燃焼に最大1000gも必要になります。
ペレットは、薪に比べて高価であり、入手も困難な場合があります。
- 火の調節には慣れが必要
-
2重壁構造によって2次燃焼を起こしますが、そのために火力が強く、火の調節が難しくなります。
火力を弱めたい場合、燃料を減らすか、火格子を外すか、トライポッドを使う事になります。
私たちはトライポッドを合わせて使用し、問題なく使えましたが、やはり慣れは必要です。
メサとの基本スペック比較
読者の皆さんが気になる、メサとのスペックを比較していきます。
ソロストーブを知らない方のために説明しておきますと、ソロストーブとは、アメリカ・テキサス発のアウトドアギアメーカーです。
特に2次燃焼ストーブでは有名なブランドで、日本のキャンパーさん達には絶大な人気があります。
環境に優しく、効率のよい軽くて丈夫さを手掛けており、世界で高い評価を得ています。
軽量で腐食に強いステンレスを採用し、燃焼効率の高い2重壁構造によって簡単に燃焼させられるのが魅力です。
それでは、PANDAHOMEとメサの基本スペックを見てみましょう。
近いサイズで比較した表を以下にまとめました。
PANDAHOME エルフとSolo Stove メサが、サイズと機能が一番近い製品です。
項 目 | PANDAHOME エルフ | Solo Stove メサ |
---|---|---|
カラー | 3色 | 7色 |
サイズ | 直径14cm×高さ20cm | 直径13cm×高さ17.5cm |
重 量 | 1kg | 約560g |
燃 料 | 最大12cmの薪または200gのペレット | 薪または285gのペレット |
燃焼時間 | 約30分 | 約30~45分 |
1分間の ペレット 消費量 | 約6.67g = 200g ÷ 30分 | 約9.50g = 285g ÷ 30分 約6.33g = 285g ÷ 45分 |
素 材 | ステンレス鋼 | ステンレス鋼 |
生産国 | 中国製 | 中国製 |
価 格 | 3,390円(税込) | 11,165円(税込) |
PANDAHOME ミニとSolo Stove メサXLが、サイズと機能が一番近い製品です。
項 目 | PANDAHOME ミニ | Solo Stove メサXL |
---|---|---|
カラー | 3色 | 7色 |
サイズ | 直径22cm×高さ25cm | 直径約22 cm x 高さ約18 cm |
重 量 | 1,300g | 約1,043g |
燃 料 | 最大17.8cmの薪または1,000gのペレット | 薪または1,000gのペレット |
1分間の ペレット 消費量 | 約22.22g = 1,000g ÷ 45分 約16.67g = 1,000g ÷ 60分 | 約22.22g = 1,000g ÷ 45分 約16.67g = 1,000g ÷ 60分 |
燃焼時間 | 約45~60分 | 約45–60分 |
素 材 | ステンレス鋼 | ステンレス鋼 |
生産国 | 中国製 | 中国製 |
価 格 | 3,990円(税込) | 26,942円(税込) |
表からわかるように、PANDAHOMEとメサのウッドストーブは、サイズや重量、燃料容量、燃焼時間などに違いがあります。
また、価格もPANDAHOMEの方が安く、メサの方が高くなっています。
価格差はエルフ対メサで約3~4倍、ミニ対メサXLだと約6~7倍といったところでしょうか。
外観での大きな違いは、2次燃焼穴の面積です。
スペックの比較表から見るとミニ対メサXLだと燃焼時間やペレット消費量には差が無く、エルフ対メサだと若干違いが出てくるようです。
穴の面積は見た目だとメサの方が空気の吸気効率は高そうに見えるので、燃え残りなどは、やはりメサの方が少ないのかもしれませんね。
こうなってくると、実際にPANDAHOMEを購入した人のレビューが気になりますよね?
という事で、引き続きPANDAHOMEを購入した人のAmazonのレビューをチェックしていきましょう!
Amazonのレビュー状況
PANDAHOMEウッドストーブは2024年3月17日現在で75件のグローバル評価がありました。
カスタマーレビューの評点は5点満点中4点でした。その一部を見ていきましょう!
- 思っていたよりも直径22cmは大きくて良かったです。ゴトクもしっかりとした厚みがあり丈夫そうです。作りもしっかりとしていてお気に入りの二次燃焼ストーブになりそうです。
- 作りもしっかりしています。二次燃焼ストーブは初めて購入しましたが、もっと早く知っておけばと思うくらいよく燃えて炎もとても綺麗です。とても満足する商品です。
- 22cmを購入。第一印象はデカい!でした。一般的な薪の3/5程度が収まるくらいのサイズ感です。 何よりも素晴らしいのはロストルが取り外せる事。底にこぼれた灰が容易に清掃できるし、空き缶なんかで底上げすれば炭火グリルとして使えそうです。 バリ、凹み、キズなども一切無く、想像以上の高品質。 お値段から想像した以上の良い買い物でした。
- ¥3,990でこの大きさと性能はかなりのハイコスパだと思う 耐久性はわからないが、丈夫そうでガンガン使っていくつもりですよ!
- 早速使用しました。初めてのウッドストーブでしたが、火付きも早くほぼ完全燃焼してくれましたし、初心者には大きさもちょうどいいサイズだと思います。価格が安価なのがいいと思います。コスパ最強、今後耐久性も見ていきたいと思います。
- 熱量が凄いので 薪がたくさん入りそうです。 本体の焼け具合は 綺麗な感じでとてもいい!
- 他のレビューで拝見させていただいた 受け皿の熱で溶けるビスは 本当に弱いです。自分は溶けたら 受け皿はいらないかな…
- 一つ欠点なのは 薪 小枝と使う場合 底板の穴がとても小さく 燃えかすが無くなるのが 追いつかなくなり 薪が入らなくなります。 改善点で穴をデカく 自分はしましたが デカくする穴を10箇所くらいに 抑えないと 今度は爆燃えに 程よく穴を大きくしないと 薪の量が半端なくなります。 メーカーさんも 穴のサイズを2パターン 選べる様にしたら 星🌟5に! でも耐久性もありそうで 三年は使えるでしょう。
- だまされたと思って買ってみたら、思ったより全然よかったのでレビューを書くことにしました。 値段のわりに、なかなかいい商品です。質感は高いですし、よく燃えます。 渾身の自作ストーブは、残念ながら今後出番はなくなると思います。 もともとパンダはあまり好きではありませんでしたが、このPANDAはなんかいい感じです。
- ほかのレビューにもありましたが底受けのブラケットを止めているリベットが溶けました。 あそこだけアルミがNGでしょう・・ネジナットで固定し直しました。 七輪代わりに炭を使ったのがいけなかったのか、ペレットならば溶けなかったのかも。
肯定的レビューを確認すると、良く燃える、コスパが高いというのが多くみられました。
否定的レビューだと、アルミリベットが解けたというのと、14cmのElfだけ、燃え残りというレビューが数件だけありました。
てんと君はこのレビューをみて初めからステンレスボルトに交換してたんだね!
使う前に交換しちゃったから溶けてバラバラになるのは体験できなかったけど、アルミリベットだから間違いなくバラバラになるね!
まとめ
以上、PANDAHOMEを徹底解説とメサとのスペック比較をしてみました。
ElfとMiniは、それぞれに特徴とメリット、デメリットがあります。
各モデル共通の最大の弱点であるアルミリベットが溶け出すという問題もあります。
Elfは、コンパクトで軽量な1~2人対応のソロキャンプ向けのモデルです。
Miniは、大きくて重量感のある2~4人対応の大きさのモデルです。
どちらも、自然燃料で燃焼し、二次燃焼によって煙を減らし、効率的に熱を発します。
グリルとしても使用でき、アウトドアの雰囲気を盛り上げます。
アイディアで欠点を回避できれば、コスパが高いウッドストーブだと感じました。
あなたのアウトドアスタイルに合わせて、ElfとMiniのどちらかを選んでみてください。
PANDAHOMEのウッドストーブは、あなたのアウトドアライフを快適で楽しいものにしてくれることでしょう。
ぜひ、PANDAHOMEをお試しください。
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