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こんにちは、『ハイらぼ』管理人のたき火ちゃんです。
ペトロマックスHK500でキャンプの夜を彩ろう!
キャンプに行くとき、あなたはどんなランタンを持っていきますか?
LEDランタンやガスランタンなど、便利で明るいランタンはたくさんありますが、それらとは一味違う魅力を持つランタンがあります。それが、ペトロマックスHK500です。
そのレトロで美しいデザインと、灯油独特のやさしい明りは、キャンプの夜にぴったりです。
ペトロマックスHK500に一目惚れして、購入してから約10数年経ちますが、大切に使ってきた愛用者としての感想と使い方をレビューしたいと思います。
下記はペトロマックスHK500光量MAXでの点灯
Petoromax HK500はこんな人におすすめ!
- 歴史と伝統を感じさせる魅力的なランタンを使用したい人
- お洒落な灯油ランタンを探している人
- コスパのいい長く使えるランタンを探している人
- 加圧式ランタンに興味のある人
ペトロマックスHK500の仕様
Petromax HK500はドイツ発祥の圧力式灯油ランタンで、世界で最も有名で歴史あるランタンのひとつです。
200以上のパーツから構成され、ドイツの工場でひとつひとつ手作業で組み立てられています。
灯油を気化させてマントルから光を放つ仕組みで、約400ワット相当の明るさを誇ります。
カラーはブラス(真鍮)とニッケルの2色展開で、サイズは直径17cm×高さ40cm、本体重量は2.4kgです。
タンク容量が1Lで、燃焼時間は約8時間です。定価は33,000円(税込)ですが、在庫切れや人気の高さから高値で販売されている場合があります。
ブラスとニッケルどっちにするか迷うよね!
経年変化を楽しみたい人はブラスがおすすめ!
いつまでもピカピカにして使いたい人はニッケルがおすすめ!
オラはニッケルにしたからいつもピカピカに磨いて大切に使ってるよ!
取扱説明書、マントル2枚、ジョウゴ、アルコールコンテナー、パーツセットが付属しています。
HK500の便利なオプション
これからご紹介するオプションはHK500購入時に、一緒に購入される事をおすすめします。
HK500用ステンレスノズル
HK500用のステンレススチールを加工したノズルです。セラミックノズルに比べて熱効率が高く破損の心配もなく長期にわたって使えるノズルです。
てんと君いわく、デフォルトのセラミックノズルを落として割ってしまうのは、『ペトロマックスHK500あるある』との事です。
このノズルを見つけてすぐ取り替えたよ!エアー漏れもしないように工具でしっかり取り付けてね!
HK500用ガスチャンバー
デフォルトのガスチャンバーだと心もとないので、購入後すぐ変えた方が長く使えると、てんと君が言ってました。
長く大事に使うのに、早めに取り換えておいた方がいいですね。
ステンレスノズル交換時に一緒に交換しておくことをお勧めするよ!
HK500用リフレクター
リフレクターを使うと眩しさを解消してサイトの足元が明るくなります。
普通のランプシェードと違い光を遮断すのではなく、下方向に光を反射するので、ランタン全体の光量絶対量は消えません。
真横の光が遮断されるので、人の高さにランタンを置いた時でも目に直接入ってくる光を大幅にカットできるので、眩しいと感じる場合は、必項です。
HK500用トランスポートバック
後ろの丸い部分にリフレクターも収納できます。大切なランタンを運ぶ時には必要不可欠ですね。
大きなリフレクターをランタンと一緒に収納できるのは、意外と便利なんだよ!
HK500用ポンプアダプター
HK500用のポンプアダプターで、ポンプ部を外して取り付けて使用します。(ポンピングを楽にするアイテムです。)
米式バルブを採用した空気入れでポンピング出来るようになるので、圧倒的にポンピングの手間を省きタンク内の内圧を高める事が可能になるので非常に便利です。
ニッケル用とブラス用があるので、ランタンの色に合わせて購入しましょう。
一度使うと元に戻れなくなるくらい便利で、おすすめだよぉ~
パナレーサー BFP-AMAS1
てんと君愛用のパナレーサー!!フットステップ付きで、チューブ付きなのでフロアポンプのように使える空気入れです。
足で固定して手でポンプを押すことで、力を入れやすくなります。
コンパクトなので持ち運びにも便利で、おすすめす。
ペトロマックス社ってどんな会社
ペトロマックス社は、1910年にドイツで創業した、灯油ランタンの老舗メーカーです。
ブランド名は、灯油の「PETRO」と開発者の「MAX」を掛け合わせたものです。
圧力式灯油ランタンを開発した会社としても知られ、そのほとんどが創業当時のデザインを今なお踏襲しているのも特徴です。
HK500は、ペトロマックス社の代表作であり、世界で最も有名な圧力式灯油ランタンです。
200以上の細かなパーツで構成されたボディは見惚れてしまうほどの完成度で、約400ワットの光量でメインランタンとしても十分です。
100年以上の歴史のあるメーカーのランタン!てんと君が大事に使ってるわけだぁ
歴史と伝統を感じさせるHK500
※画像は第一次世界大戦中にドイツ軍に採用されたHK150
- HK500は、1917年頃に開発されましたが、その前にはHK150という小型モデルがありました。HK150は第一次世界大戦中にドイツ軍に採用されたことで有名ですが、HK500はその後継モデルとして開発されたと言われています。
- HK500は、当初は「Petromax 830」という型番で呼ばれていました。830という数字は、燃焼室の容量が830ccであることを示しています。しかし、後に「HK500」という名称に変更されました。HKとは「Hochdruck-Kerosin」(高圧灯油)の略で、500という数字は光量が500カンデラ(約400ワット)であることを示しています。
- HK500は、1920年代から1930年代にかけて世界中に輸出されましたが、その際には様々なブランド名や型番で販売されました。例えば、ビンテージの軍用ランタンでおなじみの「Geniol 250CP」や「Hipolito 500CP」、「Butterfly 828」などです。これらのランタンは、ペトロマックス社からライセンスを受けて製造されたもので、基本的にはHK500と同じ仕様ですが、一部のパーツやデザインが異なる場合があります。
以上が、ペトロマックス社とHK500についての情報です。
このランタンは歴史と伝統を感じさせる魅力的なアイテムですね。
ペトロマックスって、いろんな有名なビンテージランタンの元になっている、すごいランタンなんだね~!
HK500の使い方
点火方法を5ステップで、消化方法を2ステップで説明します。
てんと君に教わりながらあたちも実際にやってみたよ!!
点火方法【5ステップ】
【燃料種別は灯油】※筆者撮影
燃料は灯油です。
間違ってもガソリンは入れないでね。
【灯油を入れる①】※筆者撮影
圧力計付き注油口キャップを反時計回りに回して開けます。
【灯油を入れる②】※筆者撮影
ジョウゴを使って灯油を給油します。
給油後燃料タンク容量は1Lですが、入れすぎると加圧時に空気が入らなくなるので、7分目を目安に給油します。給油後は圧力計付き注油口キャップをしっかりと閉めます。
【加圧前の確認事項①】※筆者撮影
グリップホイールの矢印が上向きにする
矢印を上向にして、加圧をした空気が漏れないようにバルブが閉まった状態にしましょう。
【加圧前の確認事項②】※筆者撮影
予熱バーナーのレバーを加圧した空気が漏れないように閉めた状態にする。
【加圧をする①】※筆者撮影
ポンプアダプターのキャップを反時計回りに回して開ける。
【加圧をする②】※筆者撮影
ポンプアダプターと空気入れを接続し加圧する。
【加圧をする③】※筆者撮影
加圧圧力の目安は圧力計の赤線まで!
加圧し終わったら空気入れを外してポンプアダプターのキャップも忘れずに閉めます。
【プレヒートをする①】※筆者撮影
予熱バーナーのレバーを下げる。
【プレヒートをする②】※筆者撮影
予熱バーナーのレバーを下げてレバーの下げた予熱点火用の隙間からライターで火をつけプレヒート開始。
ランタン内のホヤガラス内に斜めに上がった炎が見えます。この炎でプレヒートしてます。
この炎はマントル交換時やランタン購入後初回のマントルの空焼きにも使えます。
【プレヒートをする③】上手に点火する為の最大のポイントです。
※下記画像は筆者撮影
予熱時間は一般的には約90秒ですが私たちは120秒くらいします。寒い時期は180~300秒くらいプレヒートします。
※プレヒート時間が不十分だと ⇒ 炎上します。
プレヒート時は圧力が低下するので再度赤線まで追加加圧をして下さい。
プレヒートは必ず十分に行ってください。上手にかつ安全に点火する最大のポイントです!!
【点火をする①】※筆者撮影
プレヒートしている状態のまま
【点火をする②】※筆者撮影
グリップホイールの矢印が下向きになるように回すと点火します。
【点火をする③】
点火後に予熱バーナーのレバーを上げて点火完了。
【追加加圧をする】※筆者撮影
加圧圧力の目安は圧力計の赤線まで!
加圧し終わったら空気入れを外してポンプアダプターのキャップも忘れずに閉めます。
消化方法【2ステップ】
【減圧をする】※筆者撮影
圧力計付き注油口キャップの横についているエア抜きドレンボルトを緩めて内圧を完全に抜く=消化
【グリップホイールを閉じる】※筆者撮影
クリップホイールを上向きにして閉じて消化完了!!
いつもてんと君に点火はやってもらってましたが、あたちでも簡単に出来ました。気温を考えてプレヒート時間を調節するのが、上手に安全に点火するポイントなんだね!
まとめ
キャンプに行くときにランタンは必需品ですが、どんなランタンを選ぶかは悩むところですよね。
LEDランタンやガスランタンは便利で明るいですが、電池やガスが切れたら使えなくなりますし、光が強すぎて目が疲れたり、雰囲気が壊れたりすることもあります。
また、どれも同じようなデザインで個性がないと感じることもありませんか?
私達もLEDランタンやガスランタンも使いますが、物足りなさも感じていました。
キャンプの夜は自然の音や風を感じながら、ゆっくりと過ごしたいものです。
そんなときに、明るすぎる光や人工的な音は邪魔に感じることもありました。
また、キャンプ仲間との会話も盛り上がりますが、どこか冷たい印象を受けることもありました。
上記画像の向かって一番左がペトロマックスHK500(光量は絞り気味に点灯させてます)
どれも良いランタンだけどペトロマックスHK500の灯油独特のやさしく柔らかい明かりがたまらんねぇ~
そんなときにおすすめなのがペトロマックスHK500です。
このランタンは、灯油を燃料にして圧力式で光を出すという昔ながらの仕組みです。
そのため、電池やガスの心配はありませんし、灯油の香りやポコポコ、プフォーッという燃焼音も癒し効果があるように思えます。
また、光は柔らかく暖かみがあり、キャンプの夜にぴったりです。
そして何よりも、このランタンはレトロで美しいデザインで、見ているだけで楽しくなります。
このペトロマックスHK500を長年使ってていつも感じるのが、このランタンは点灯するだけで、サイト全体を一瞬で幻想的な雰囲気にしてくれます。
キャンプ仲間との会話もより和やかになり、笑顔が絶えません。
また、このランタンは明るさの調節ができるので、食事や読書などに合わせて光量を変えることができます。
夜遅くになっても、このランタンの明りだけで十分に過ごせます。
災害時には非常用の照明としても使えますし、インテリアとしてもおしゃれです。
商品自体にも歴史もあり、機能的にもデザイン的にも非常に優れているので使用時には同時に所有欲も満たしてくれます。
ぜひこの機会に、キャンプビギナーに皆様からベテランの皆様、災害にも役立つおしゃれなインテリアを探している皆様、まだペトロマックスHK500を持っていないという事であれば、ぜひこの機会にペトロマックスHK500を手に入れてみませんか?
ペトロマックスのHK500はデザインもカッコ良くて、灯油使うランタンなので長く使う事を考えるとコスパも良くておすすめです。プフォーッって感じの燃焼音も好き!!
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