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こんにちは『ハイらぼ』管理人のたき火ちゃんです。
キャンプで料理をするときに欠かせないのがバーナーです。
バーナーにはガスバーナーとガソリンバーナー、灯油バーナーがありますが、今回はガソリンバーナーの中でも、私達が約25年愛用しているベテランキャンパーにも人気がある定番のコールマンフェザーストーブについて、その特徴や使い方、メリットやデメリットなどを徹底的に解説します。
男のロマンが詰まった見た目もクラシカルでカッコいいストーブです。
フェザーストーブを使ったことがない方や、使い方に不安がある方はぜひ参考にしてください。
コールマンフェザーストーブはこんな人におすすめ
- ソロキャンプやツーリングキャンプを楽しむ人
- 寒冷地や高地でのキャンプに挑戦する人
- 災害時の常備バーナーとして持っておきたい人
- 燃費の良さや火力の安定性を重視する人
- ビンテージ物やバースデーバーナーを探している人
製品仕様
火 力 | 最高時約2,125kcal/h |
燃料タンク容量 | 約330cc |
燃焼時間 | 約2.2時間 |
本体サイズ | 約φ13×15.5(h)cm(脚をたたんだ状態) |
重 量 | 約680g |
燃 料 | ホワイトガソリン、レギュラーガソリン |
使用ジェネレーター | Model 533-5891 |
ハイらぼ作成
フェザーストーブとは?特徴・魅力・歴史について
フェザーストーブとは、コールマンが1979年に発売したガソリンバーナーです。
その名前の由来は、軽量でコンパクトなサイズから「羽のように軽い」という意味で付けられました。
フェザーストーブは、ホワイトガソリンを主な燃料として使用しますが、非常時には自動車用の無鉛ガソリンも使用できるマルチフューエル式のバーナーです。
実際に私たちが東日本大震災で被災した時も、お湯を沸かしたり、調理をしたりと大活躍してくれました。
また、火力が高く、寒冷地でも安定した燃焼ができる高い性能を持ちます。
ビンテージコールマンのコレクターに人気のあるピーク1シリーズの後継機種となります。
特徴と魅力(メリット)
- 重量が680gと軽量
- 収納も便利。(タンク下にある3本の脚は折りたためるので、さらにコンパクトになります。)
- バーナー部分は広く、鍋を置いても安定感があります。
- 最高時の火力は約2,125kcal/hと高く、お湯を沸かすのも早いです。
- 十字型のゴトクは風防の役割も果たすので風があっても消えにくいです。
- ガソリンを燃料とする加圧式なので寒冷地や高地でも安定して使えます。
- 約2.2時間の燃焼が可能。
- 非常時には自動車用の無鉛ガソリンも使用できる。
- メンテナンス部品が手に入りやすく、メンテ方法の情報もWEB検索しやすい。
- ビンテージ感があり、レトロな雰囲気が楽しめます。
- 長く使えば使うほど、味が出るという魅力もあります。
注意点(デメリット)
- 点火の際に、ポンピングなどの手間がかかります。
- ガソリンがこぼれたり、炎が大きくなったりすることがあるので、注意が必要です。
- ガソリンは揮発性が高く、取り扱いに注意が必要です。
- ガソリンの臭いが気になる人もいるかもしれません。
- 燃焼音が大きく感じる人もいるかもしれません。
- メンテナンスが必要です。
- 定期的にジェネレーターやオリフィスなどの部品の清掃や交換を行う必要があります。
- 使用後はタンク内の圧力を抜くことが重要です。
フェザーストーブの歴史
フェザーストーブの歴史は、コールマンのシングルバーナーの歴史と重なります。
コールマンは1942年に初めてシングルバーナーを発売しました。
その後、何度もモデルチェンジを繰り返し、1979年から1984年にかけてフェザーストーブが登場しました。
そのデザインは現在のフェザーストーブにも受け継がれています。
コールマンのシングルバーナーのフェザーストーブは、多くのキャンパーに愛用されています。
フェザーストーブの型番と発売年月日とモデルチェンジ時の変更箇所について簡単に説明します。
- 442-700J(1979年~1984年):フェザーストーブの初代モデル。燃料レバーが黒色で、燃料タンクのキャップが金属製。
- 442-701J(1984年~1988年):燃料レバーが赤色に変更され、燃料タンクのキャップがプラスチック製になった。
- 442-702J(1988年~1992年):燃料タンクの形状が変更され、燃料レバーの位置がやや高くなった。
- 442-703J(1992年~1996年):燃料タンクの形状がさらに変更され、燃料レバーの位置がやや低くなった。
- 442-704J(1996年~2000年):燃料タンクの形状が再び変更され、燃料レバーの位置がやや高くなった。
- 442-705J(2000年~2004年):燃料タンクの形状が最終的なものになり、燃料レバーの位置がやや低くなった。
- 442-706J(2004年~2008年):燃料タンクのキャップが金属製に戻り、燃料レバーの形状が変更された。
- 442-707J(2008年~2012年):燃料タンクのキャップがプラスチック製になり、燃料レバーの形状がさらに変更された。
- 442-726J(2012年~現在) :燃料タンクのキャップが金属製になり、燃料レバーの形状が最終的なものになった。
うちのフェザーストーブは初代だね!新品で当時1万円くらいで買ったよ
結構マイナーチェンジされてるんだねー!知らんかったわー
使用方法
フェザーストーブの使い方をステップ形式で解説します。
底面のスタンドを広げて本体を立てます。
燃料はホワイトガソリンを使用しますが、非常時には自動車用の無鉛ガソリンも使用できます。
ただし、無鉛ガソリンを使用すると、ジェネレーターの寿命が縮まる可能性があるので、通常はホワイトガソリンを使用してください。
燃料は、タンクのキャップに付いている目盛りを参考にして、約3/4まで入れます。
燃料を入れすぎると、圧力が高くなりすぎて危険です。
燃料を入れたら、タンクのキャップをしっかりと閉めます。
次に、タンクに圧力をかけます。
圧力をかけることで、燃料が気化してバーナーに送られます。
通常、圧力をかけるには、タンクの横にあるポンプを使います。
キャップを緩めて、ポンプを引き出します。
ポンプをタンクに差し込んで、キャップを閉めます。
キャップを閉めるときには、ポンプを押し込んだ状態にしてください。
キャップを閉めたら、ポンプを上下に動かして、タンクに圧力をかけます。
ポンプを動かす回数は、気温や燃料の量によって異なりますが、目安としては気温が20℃で燃料が半分の場合は約30回です。
ポンプを動かすときには、力を入れすぎないように注意してください。
ポンプが硬くなってきたら、圧力が十分にかかったということです。
- ポンピングを楽にする方法
-
私達は普段は燃料キャップをエアーバルブ付きに変えているので空気入れを接続してポンピングしています。
空気入れでポンピングするので回数が少なくて済み、早く出来ます。
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次に、バーナーに火をつけます。
燃料レバーは、左向きが消火、下向きが弱火、右向きが強火となります。
燃料レバーを下向きに開くと、バーナーから燃料が噴出します。
そのときに、マッチやライターでバーナーに火をつけます。
火がついたら、レバーを下向きのままバーナーが十分に暖まるまで、しばらく待ちます。
バーナーが暖まると、炎は青くなり、音も小さくなります。
これが、フェザーストーブの最適な燃焼状態です。
燃料レバーを左向きにして消火します。
収納はバーナーが冷めてからタンクのキャップを緩めて、圧力を抜いて下さい。
タンク内に残ったガソリンは、次回使用するときに再利用できます。
長く使用しない場合は燃料をタンクから抜くことをおすすめします。
残ガソリン抜き取りポンプの金具がついている方をタンク内に入れて、ポンプノブでポンピングすると、燃料が燃料抜き取りポンプを通って押し出される仕組みです。
長く使うための手入れ
日頃、きれいに手入れをしてあげる事で、部品交換のスパンを長くすることに繋がります。
- タンク
-
タンクの中のガソリンはある程度の期間保存できますが、使用頻度が低い場合は、残ガソリン抜き取りポンプを使用して定期的に抜いておく事をお勧めします。
チェックバルブの寿命をのばす効果も期待できます。
残ガソリン抜き取りポンプの使い方は次のとおりです。
- 燃料口から金属のおもりが付いた側のホースを入れ、燃料口に被せる形で黒いゴムキャップをはめる。
- 反対側のホースを燃料缶に差し込む。
- ポンピングを行う。
- 空気圧で燃料を押し出す。
平らで使うと最後が少し残りますので、その場合はタンクの底に物を入れて傾けて、先端金属部を最底部に調整して抜き取ります。
残ったガソリンはしっかり戻します。それがエコです。
Coleman¥1,908 (2023/12/28 09:31時点 | Yahooショッピング調べ)ポチップ - ジェネレーター
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ジェネレーターは消耗品であり、使用回数や燃料の種類によっては目詰まりや劣化が起こります。
ジェネレーターの手入れ方法は次のとおりです。
- タンク内の空気圧を抜き、燃料レバーをオフにセットする
- 固定金具を外す
- 取り付け部のジャムナットを外す
- 先端を本体から抜き取り、横にずらしながら外す
- 持ち上げ、クリーニングロッドを外す
ジェネレーターの中にはコイル状の部品が入っています。
金属の器にジェネレーターの部品を入れてキャブレタークリーナーを吹き付けます。
ニードルは器に入れられないので、キッチンペーパーを巻いてキャブレタークリーナーを染み込ませます。
この状態で3時間程度放置します。
ジェネレーターは燃料の気化装置で、長く使っていると煤がついたり、焦げ付いてくるので、おおよそですが2年に1回程度は交換が必要になります。
手入れをしているのに点火しにくかったり、完全燃焼しなかったり、火力が弱くなったりした場合は交換が必要です。
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チェックバルブは、タンクの圧力を調整するための部品で、空気の逆流を防ぐ逆止弁です。
チェックバルブが固着すると、ポンプが重くなったり、圧が上がらなかったり、空気漏れしたりします。
逆止弁の働きをしている内部の鋼球が固着やOリングの劣化で、ポンピング不良を引き起こしてしまったりします。
ポンピング不良やガソリンの逆流が起こった場合は交換が必要です。
コールマンのランタン、ストーブのビンテージチェックバルブ用Oリング10個セットです。 材質は耐油ゴム(ガソリン用NBR70)で純正より高品質です。 純正品は販売されていませんので、入手不可パーツとなります。 現行品は「Oリング」が装着されていますが、ビンテージチェックバルブは「Oリング」が無いです。 「Oリング」を装着する事により、より気密性がアップしますよ!¥990 (2024/11/16 14:19時点 | Amazon調べ)ポチップ - ポンプレバーとポンプカップ
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日頃のメンテナンスとして、定期的にポンプレバーの付け根にある注油口(小さい穴)より、コールマンから発売されているリュプカントというポンプカップ専用の潤滑油を2~3滴ほど注入してください。
ポンピングをスムーズにさせ、ポンプカップの寿命を長くする効果があります。
ポンプカップも消耗品なので定期的に交換する事をお勧めします。
ポンピングしても圧が思うように上がらずポンピング回数が増えたりした場合が交換の目安です。
Peak 1 Lantern &Stove/ 222/226/400/442/ 229-700/229-725/ 3024-701/442-700に使用可能です。¥2,800 (2024/11/16 14:19時点 | Amazon調べ)ポチップ ¥1,700 (2024/11/15 19:33時点 | Amazon調べ)ポチップ - バーナーヘッド
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バーナーのヘッドは、燃焼後に煤や汚れが付着することがあります。
これらは柔らかい布やブラシで拭き取るか、水洗いして乾かしてください。
まめにメンテナンスしていれば、一生使えるんじゃないかなー
長年愛用してみた感想
てんと君が独身の時の35年前の1988年に購入しましたが、売れ残った初代モデル442-700Jの新品を22%OFFの10,100円で購入する事ができました。よく覚えてるねぇ~笑
それ以来、キャンプの欠かせない相棒となりました。
このストーブは、どんな気候や高度でも安定して点火し、燃料の消費も少なく、持ち運びも便利です。
また、メンテナンスも簡単で、チェックバルブやジェネレーターなどの部品も自分で交換できます。
このストーブのおかげで、多くの美味しい食事や温かい飲み物を楽しむことができました。
2011年3月11日に起きた東日本大震災で被災した時はまだ寒く、ガスや電気が止まっている中、大活躍してくれて、すごく助かりました。
35年間使っても、このストーブはまだまだ現役です。
コールマンのフェザーストーブは、私達にとってはただの道具ではなく、大切なパートナーです。
『シュポーッ』という燃焼音やレトロなデザインも気に入ってます。
これからも、このストーブを大事に使ってキャンプを楽しんでいきたいと思います。
購入者のレビュー
- 安心感があり、安定のアイテムです!何もかもが素敵なギアなのですが、Colemanさんから専用ケースが出ておらず…
ほぼColemanに揃えてるキャンパーからすると他社のケースに入れるのはかなり抵抗あるのでぜひ、専用ケースを制作していただきたいです。欲を言えば、プラスチックやアルミ製のBOXタイプではなく、クッション性のある持ち運びやすいものにしていただきたいです!!! - 5年前に購入して毎回必ず使用してます。フュエールバルブ交換で2度ほどドック入りしましたが、きちんとメンテしていればいつまでもキャンプの一軍扱いです。冬場は暖房器具としても十分使えるし、実際2月雪中キャンプでエクスカーションテイピー210、ツーリングドームLXで行いました。バーナー兼暖房として実に立派に役に立っていてくれています。他にも533、ガス器具もありますがこの442はポンピングの際に掴み易く同じ燃料系の533は508と同じ形状で違和感が自分にはあるので442はこの先トラブル発生してもメンテしながら使い続けていきます。 最近はガス主流?で手間のかかる儀式を好まないのか燃料系ストーブを使う人が少ない気しますが、もとから不自由をしにキャンプに行く身からしたら?全く問題なしです。この儀式が楽しいのです。
- ココ20年ほど、ツーリングやキャンプの湯沸かしの相棒として必ずと言っていい程、持っていく製品がこのフェザーストーブです。 コンパクトで火力も強く携帯してもさほど気にしなくてすむ。 また燃料もコールマンのホワイトガソリンがなければ非常時は通常のレギュラーガソリンを使用できるのも旅先では苦労しないのも利点である。
また、LPガスの製品では味合えない儀式!!燃料を注ぎ、そして燃料噴射させるためタンク内に圧をかけるためのポンピングを行う。これがキック式でエンジンを掛けるバイクのような感じで何ともたまらないのである。一度この味を知ると止められない、癖になりそうです。皆さんも味わってみてください。癖になりますよ!! - 30年以上愛用していたピークワン400Aが不調で、ジェネレーターを買い替えようと思ったらいつの間にか廃番、しかも流通在庫は超高価格。そのため、無理せず買い替えることにしました。400Aは若かりし頃バイクツーリング用に購入したのですが、現在はファミリーキャンプの飯炊き用として使っていました。6合のご飯もしっかり炊ける火力が魅力で、他の選択肢は端から考慮せず。何と言っても使い慣れている器具が一番ですから。買い替えに当たりツーレバーからワンレバーになりましたが、使い勝手は変わりませんね。さっそく週末キャンプで活躍してもらいました。今後も400Aのクッカー兼用アルミケースに入れて持ち運ぶ予定です。
- 寒冷地でも使いやすく、高火力で加熱でき火力調整もしっかり出来ます。サイズ感もスポーツスターよりはコンパクトでキャンプツーリングにもピッタリ!使い勝手抜群なフェザーTMストーブです。お気に入りポイントは、ほんの少し手が掛かる所です。ガスには無いポンプであったりが愛おしく焚き火を囲むような落ち着きを与えてくれます。キャンプ好きの心をくすぐるそんな一品です!!
- 以前コールマンのシングルガソリンバーナーを使っていた時は、火力の調整がほぼできず全開で使用し、鍋を上下して焼き具合を調整していました。しかし、今回購入したフェザーストーブは、なんと火力調整が出来るでは無いですか!嬉しい誤算でした。昔の2レバーに近い感覚で調整出来ます!
みんなのフェザーストーブへの愛情を感じるねー
まとめ
コールマンのフェザーストーブは、ガソリンを燃料とするコンパクトで軽量なバーナーです。
キャンプや登山などのアウトドアシーンで活躍するだけでなく、災害時の非常用としても役立つ万能なアイテムです。
フェザーストーブの特徴や使い方、メリットやデメリットなどを詳しく解説しました。
フェザーストーブは、オンラインショップやアウトドアショップなどで購入できます。
みなさんもガソリンバーナーの魅力を体感してみませんか?
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